医師転職の事情:埼玉

医師総数全国ワースト1の医師募集状況の裏側?!

人口10万人あたりの医師数、全国でワースト1が埼玉県である事は有名な事実です(埼玉県:人口10万人あたり130人。全国平均約191人)。しかし、病院数は全国5位、医師数8位、病床(ベッド)数8位となり、面積100km2の中で医師数を指標で表すと全国6位になり、上位ランクしてる県でもありますが、医師不足はやはり否めない状況です。

大学医学部は、防衛医科大と埼玉医科大があり、埼玉県の医学部の2本柱となっています。昨今の医師不足は防衛医科大(自衛隊でも医師確保)にも影響及ぼし、卒業生に対して診療科の調整しざるをえない状況です。また政府の意向であれば、地方の病院への医局派遣は免れる事はできません。そのため、防衛医科大でも産科医がギリギリの人数にも関わらず、沖縄北部病院に防衛医科大の産婦人科医が1年間派遣したという経緯もあります。

埼玉県下での病院も医師の確保については苦慮していますが、神奈川県と同様に都内に面する埼玉県の地域では、東京都内への交通の便が良いため、比較的に医師が集まりやすい状況ではあります。日勤帯でのアルバイトについては、都内から溢れ出した医師が埼玉県へ流れるため、常勤の先生が退職して生じた穴を定期の先生で補充し、フレキシブルに対応する傾向があります。

埼玉県は東京近郊としてのベットタウン化が何年も前から急速に進んでおり、また今後も進むと予測されている事から、開発の期待が十分にある状況です。郊外に立地する病院へ転職のお考えの先生は、転居も視野に入れた病院選びも一つの手段かと思います。

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